家電量販店で売られている照明器具や電球を購入するときに気をつけて欲しい点があります。
家電量販店で重要なことは、商品が売れること。
どんな器具や電球が売れるのかというと、ズバリ明るそうなもの。
まず明るい店内で目立たなければいけません。
より白く明るいものがよく売れるんです。
私は某照明メーカーで営業をしていた頃、量販店の担当もしていたからよく知っています。
あかるい店内で目立たせるために各メーカーがやっていることとは?
それは昼光色の照明器具や電球を展示販売することなんです。
え?どういうこと?
って感じですよね。
詳しく説明します。
昼光色 6500K 青白い光
昼白光 5000K 白い光
電球色 3000K オレンジっぽい光
一般的な照明器具や電球にはこの3色があります。
メーカーのカタログにはほぼ昼白色と電球色の2種類です。
メーカーのカタログに昼光色の器具を私は見たことがありません。
しかし家電量販店には逆に昼光色と電球色しか置いていません。
なぜでしょう。
それは家電量販店では青白く光る昼光色の方が目立つからです。
店内の照明は昼白色なので、同じ昼光色の照明器具や電球を展示しても目立たないんです。
ではなぜメーカーカタログには青白い昼光色の照明器具や電球が載っていないのか。
それは昼光色の光は神経を高ぶらせる効果があるからです。
日中の太陽の光は青白い昼光色です。
夜のお部屋でこの光を浴びると、リラックスしにくかったり睡眠に影響を及ぼす可能性があります。
昼白色は自然な白い光なので、夜のお部屋で使用しても違和感を感じにくいです。
電球色はろうそくや焚き火の色に近く、副交感神経を刺激しリラックス効果が高いです。
私はこの昼光色の照明器具や電球をおすすめしません。
家電量販店で照明器具や電球を選ぶ時は注意が必要です。
昼白色と電球色はお好みで選んで良いと思います。
白く明るい(実際には電球色とほぼ明るさは同じ)部屋が好きな方は昼白色を。
リラックスできて雰囲気の良いお部屋が好きな方は電球色を。
ちなみに私の自宅も事務所もすべて電球色です。
オシャレな空間を作りたいなら電球色がオススメです。